宇部塗装工業株式会社

お問い合せ

小倉ブログ

トソウダケジャナイ…その4~見上げれば…ほら~

2019.04.08

みなさま、こんにちは(^^)

 

ドタバタの3月が何とか終わりました(^^;

いつの間にか桜も咲きましたね(^^)

 

春ですねー(^^)

 

例年なら…3月までの忙しさがウソのように4月になるとパタっとヒマになるのがパターンなんですが…

 

今年は年度をまたいだ工事がちらほらあり、ぼちぼちながら仕事しております(^^;

 

さて…

桜の花を愛でるため、空を見上げる機会の増える今の時期に…

 

見上げるついでに、もう少し視野を広げてみませんか??

 

どういうことかって??

 

それは…

 

天井や庇の軒裏を見てみませんか?ってことです。

 

日頃なかなか天井や軒裏の劣化具合を確認する機会がないもんで…

気付けばもう落下寸前ってことも…(・・;)

 

ほら…こんな感じになってませんか??

 

そんな時は、慌てず騒がずウベトソウに連絡です(笑)

 

まずは劣化しているコンクリートを削って落とします。

 

 

そして…コンクリートと鉄筋に、アルカリ性付与材と防錆材を塗布します。

 

最後はモルタルで埋め戻して完了です。

 

 

ご存知の方もそうでない方もいらっしゃると思いますので…

 

コンクリートの内部ってアルカリ性です。しかも強アルカリ性…

で、そのアルカリ性の中に鉄筋がある為に、鉄筋は錆びることなく存在し続けるのです。

 

ですが、建物のわずかな収縮や、地震等の振動によって、ひびが入ります。

 

そのひびの中に、雨水が浸入すると…

アルカリ性がだんだんと中性へ……

 

そして、コンクリートは中性化していくと、強度が下がります。

そして、強度が下がったコンクリートは、ますますひび割れ、内部の鉄筋に到達します。

 

こうして空気に触れた鉄筋は…

錆びるんですねー(・・;)

 

鉄筋が錆びると、もう一つ厄介なことが……

 

それは…

 

鉄は錆びると膨張します。

空気中で膨張する分にはまだしも…

コンクリートの内部で膨張すれば……

 

こうして、最初の写真のように、コンクリートが爆裂してしまう訳なのです…

 

もし、そのコンクリートの破片が頭に落ちてきたら……(×_×;)

 

 

ちょいと皆さんの回り、見上げてみて下さい。

 

もし、先ほどの写真のようなものを発見したら…

すぐにでもご連絡下さい。

 

虫歯と建物は、ほっておいて良くなることはありませんから…

 

あ…虫歯はウベトソウじゃなく歯医者さんに連絡でお願いしますm(__)m