「のぼうの城」 和田 竜
本屋で手にしてから3か月経つ。
年末にやっと読み終えた(^_^;)
戦国時代の末期、秀吉が関東制圧に繰り出し小田原城を攻め立てる。
秀吉より命を受けて、北条氏の支城である忍城に攻め入る石田三成勢。
圧倒的な兵力の差がありながら戦いを選んだ忍城当主成田氏長の従兄弟
成田長親の話。日頃の素行からでくのぼうと称されるものの
人を動かすリーダーシップに感銘を受ける。
けして傲慢ではなく、隅々まで包み込むような懐の深さに
嫉妬すら覚えた。
またこの戦いで対峙する石田三成の描写も個人的には好きですね。
和田 竜さんの次作「小太郎の左腕」も手元にある。
今読んでいる本を読み終えたらページをめくる事にしよう。
「のぼうの城」は今秋映画上映が決まっているので待ち遠しいです。