みなさま、こんにちは(^^)
ドタバタの3月が何とか終わりました(^^;
いつの間にか桜も咲きましたね(^^)
春ですねー(^^)
例年なら…3月までの忙しさがウソのように4月になるとパタっとヒマになるのがパターンなんですが…
今年は年度をまたいだ工事がちらほらあり、ぼちぼちながら仕事しております(^^;
さて…
桜の花を愛でるため、空を見上げる機会の増える今の時期に…
見上げるついでに、もう少し視野を広げてみませんか??
どういうことかって??
それは…
天井や庇の軒裏を見てみませんか?ってことです。
日頃なかなか天井や軒裏の劣化具合を確認する機会がないもんで…
気付けばもう落下寸前ってことも…(・・;)
ほら…こんな感じになってませんか??
そんな時は、慌てず騒がずウベトソウに連絡です(笑)
まずは劣化しているコンクリートを削って落とします。
そして…コンクリートと鉄筋に、アルカリ性付与材と防錆材を塗布します。
最後はモルタルで埋め戻して完了です。
ご存知の方もそうでない方もいらっしゃると思いますので…
コンクリートの内部ってアルカリ性です。しかも強アルカリ性…
で、そのアルカリ性の中に鉄筋がある為に、鉄筋は錆びることなく存在し続けるのです。
ですが、建物のわずかな収縮や、地震等の振動によって、ひびが入ります。
そのひびの中に、雨水が浸入すると…
アルカリ性がだんだんと中性へ……
そして、コンクリートは中性化していくと、強度が下がります。
そして、強度が下がったコンクリートは、ますますひび割れ、内部の鉄筋に到達します。
こうして空気に触れた鉄筋は…
錆びるんですねー(・・;)
鉄筋が錆びると、もう一つ厄介なことが……
それは…
鉄は錆びると膨張します。
空気中で膨張する分にはまだしも…
コンクリートの内部で膨張すれば……
こうして、最初の写真のように、コンクリートが爆裂してしまう訳なのです…
もし、そのコンクリートの破片が頭に落ちてきたら……(×_×;)
ちょいと皆さんの回り、見上げてみて下さい。
もし、先ほどの写真のようなものを発見したら…
すぐにでもご連絡下さい。
虫歯と建物は、ほっておいて良くなることはありませんから…
あ…虫歯はウベトソウじゃなく歯医者さんに連絡でお願いしますm(__)m