皆様おはようございます(^。^)
つい最近まで布団を蹴散らしていたのに
今朝方の肌寒さに布団を探す自分がいる。
季節の移り変わりは早いものでこたつやストーブの登場も
まもなくである。こういう時は風邪をひきやすいので気をつけましょう。
滅多に風邪をひかない(引いても気付いてない?)私も然り(^_^;)
さて先日大阪へ行ってまいりました。日本塗装工業会が主催する
耐火塗装施工認定講習会です。一日半の座学講習と半日の実技講習。
会場は大阪にある日本ペイント㈱の本社。
『耐火塗装とは、火災時に塗膜表面温度が約200^300℃に達すると
発砲を開始し、20~50倍程度に膨張して、気相含有断熱層を形成する塗料』
・・・学んだ事は専門的すぎて文章に書くと何のこっちゃな感じですが…。
よくデパートや体育館の天井などに吹き付けてある綿のような暑い断熱層が
あります。景観を気にしなければいいのですが、やはりきれいとは言えません。
部屋の柱などでは見た目が悪く、それを隠すために鉄の柱の廻りにさらに
壁を作ったりして仕上げを行っています。
この耐火塗装は2~5㎜というかなり薄い構造で
従来の耐火性能を維持する大変画期的な塗装。
とはいえ歴史は古く欧州では30年の歴史があり
現在日本でもその性能・規格が認定され徐々に広がっています。
但し、この塗装は人命に関わる塗装で塗膜の確保が不十分だと
火災時にその効果が発揮されず大惨事を引き起こしかねません。
そこでこの度日本塗装工業会が主催で各メーカー「日本ペイント㈱ タイカリット」
協同してこの講習認定会を開きました。
大変長く書きましたが、それほど安易に行える塗装でないのと同時に
その機能性はこれからの日本建築仕上げに大きな影響を与えるものであると
確信しています。
塗装地域一番店を目指す当社でもそういったお客様のニーズに
応えられるようしっかり取得いたしました!
実技講習では実際にその塗膜厚の管理方法や実際に塗装・吹付け作業にて
実際に施工する中での疑問点などもぶつけてきました。
手前にあるのは焦げたパンではありません。
奥の耐火塗装塗膜が発砲により広がった後、燃え尽きて炭化したものです。
実物を見て改めてこの塗装の可能性を認識。
しかし、勉強しても勉強してもいろんなものがありますね(^_^;)
道は険しく遠いけど、極めたいです。
番外編
日本ペイント㈱大阪本社の1階に塗料博物館なる珍しいものがあったので
帰りに少し見させていただきました。
今でも現場で色決めする際に活用している色見本帳。写真は40年くらい前の
色見本帳です。今はF25-90Aなんてアルファベットと数字の組み合わせで
表現されている色番号ですが、いろはにほへと・・・で表現されている時代を感じる
見本帳です♪
そして、さらに年代物の色見本(*^^)vもうすごいとしか言えない・・・。
明治の職人さんがつくったんだよな~っと思うと考えも一入です。
貴重な資料も拝見出来て大変充実した二日間でした!!
さらに番外編
大阪に来たら・・・
たこ焼き!・・・ではなく焼そば。夕飯に食べたお好み焼きもおいしかったけど
その時一緒に食べた「ピリ辛牛すじ焼そば」が絶品でした~(^。^)