業務内容
構造工事
リフリート工法とは
リフリート工法は、専用に開発された塗布形含浸材やポリマーセメントモルタル類を用いて、コンクリートの中性化や塩害によって鉄筋腐食した鉄筋コンクリート構造物の躯体補改修工法です。その施工管理は、リフリート工業会施工管理士が行います。
リフリート工法は、コンクリートが中性化によって劣化した鉄筋コンクリート構造物の補修改修に適用する「RF仕様」、および塩害によって鉄筋が腐食した鉄筋コンクリート構造物の補修改修に適用する「DS仕様」の2つの基本仕様があります。また、そのほかに、基本仕様では網羅できない物件や症状に対応するため、基本仕様の材料の一部を応用材料に代替した応用仕様とすることも可能です。(応用仕様については、当工業会までお問い合わせください。)
各仕様の施工フローと材料の構成
施工前・施工後
- 施工前
- 施工後
施工の流れ
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1.施工前
劣化状況を調査し、マーキングする。
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2.斫り出し完了
浮いているモルタルを斫り出し、内部の腐食鉄筋をケレン錆落とし。
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3.アルカリ付与材塗布
内部の中性化したコンクリートにアルカリ付与材を塗布して鉄筋の錆を抑える。
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4.防錆ペースト処理
鉄筋が腐食しないよう防錆処理を施す。
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5.埋め戻し・しごき塗り完了
健全なモルタルで埋め戻し、下地改修完了。